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『小ネズミとフクロウ』出版記念|丸善・丸の内本店にて関修一原画展開催中(1/20まで)

イベント/[更新日]2026年1月18日

絵本『小ネズミとフクロウ』とともに

――丸善・丸の内本店 原画展イベントの司会を務めてきました

本日、丸善・丸の内本店にて開催されている
『小ネズミとフクロウ』出版記念 関修一原画展の会場にて、イベントの司会を務めてまいりました。

本作は、制作段階から編集として関わらせていただいた絵本でもあり、
完成した原画が展示されている空間で、読者の皆さまと同じ時間を過ごせたことは、編集者としても特別な経験でした。

会場には、静かで凛とした空気が流れ、
一枚一枚の原画から、関修一さんがこの作品に注いだ時間と想いが、まっすぐに伝わってきます。

関修一 原画・版画展 開催中(1/20まで:入場無料)

本展は、33年ぶりとなる新作絵本
『小ネズミとフクロウ』(成隆出版刊)の出版を記念して開催されています。

会場では、

  • 絵本『小ネズミとフクロウ』描き下ろし原画
  • 『小さなバイキング ビッケ』
  • 『トム・ソーヤーの冒険』
  • 『ペリーヌ物語』

など、「世界名作劇場」を代表する作品の原画最新作・版画を展示・販売。

長年親しまれてきた名作と、現在進行形の表現として描かれた絵本原画が並ぶ、非常に貴重な展示となっています。

開催概要

『小ネズミとフクロウ』出版記念 関修一原画展
会期:2026年1月15日(木)〜 1月20日(火)
時間:9:00ー21:00(※最終日は16:00閉場)
会場:丸善・丸の内本店 4F ギャラリー
入場:無料

関修一という作家について

関修一さんは、1970年代から1990年代後半にかけて、
フジテレビ系「世界名作劇場」シリーズにおいて、

  • 『小さなバイキング ビッケ』
  • 『ペリーヌ物語』
  • 『トム・ソーヤーの冒険』

など、日本のアニメ史に残る数々の名作キャラクターを生み出してきた
アニメーター・キャラクターデザイナーです。

1946年生まれ。
TCJ(現エイケン)を経て日本アニメーションに所属。
絵本作品としては『REX in four seasons』(角川書店刊)以来、約30年ぶりの創作となります。

本展に並ぶ原画からは、
「懐かしさ」ではなく、今もなお更新され続ける表現としての絵を感じ取っていただけるはずです。

絵本『小ネズミとフクロウ』について

物語の舞台は、北国の森。
お腹をすかせたフクロウが、一匹の小ネズミを捕まえるところから物語は始まります。

しかし、人間の戦争による銃声と砲声が森に響き、
流れ弾によってフクロウは地上へ落下します。

逃げることができた小ネズミは、それでも逃げず、
傷ついたフクロウを助けようと、自分の大切なチーズを差し出し、夜ごと食べ物を運び続けます。

本作は、

  • 命はどうつながっているのか
  • 他者を思うとはどういうことか

という問いを、説明ではなく、絵と言葉の積み重ねによって静かに手渡す絵本です。

子どもにも、大人にも、それぞれの深さで受け取られ、
一度きりではなく、何度も読み返される一冊になることを願っています。

小ネズミとフクロウ 表紙

ぜひ会場で、原画と向き合ってみてください

展示は 1月20日(火)16:00まで
丸善・丸の内本店 4F ギャラリーにて開催中です。

絵本をすでに読まれた方も、これから手に取る方も、
原画の前に立つことで、物語が生まれた「時間の層」を感じていただけるはずです。